上階の原因のため天井から大量の漏水、入居者の私物まで被害に。
※原因と処置は給水事例3へ
漏水事故は下の階に被害を及ぼすケースが多く、概ね漏水に気が付くのはトラブルのフロアではなく、下の階で発見される事例が少なくない。しかし、水は毛細管現象といわれる伝わり方をするため、全ての原因が真上とは限らず、排水管や給水管だけではなく雨漏りが原因というケースも多々あり、スキルの高い調査士の診断が求められる。補償問題等にも発展することも多く、OA機器や高価な衣類等が被害に遭い、大きなトラブルになるケースも後をたたない。
天井は全面的に濡れており、ボードは水を含んで波打ち、シミが発生。側面(2面)の壁も天井同様に水を含み、シミが発生。
特に被害が大きかった洋室内の収納。扉を閉めていたため、漏水に気付くのが遅れたことが原因で、収納品はほとんど水浸し状態。調査時には収納内から床に水が流れ出るほど。
工事名 | 給湯配管 漏水復旧工事 |
工事概要 | 給水工事 |
建物名 | Sハイム |
建物概要 | 11階建て |
所在地 | 台東区橋場 |
施工年月 | 2019/11/1 |
建築年数 | 33年 |